育毛剤を使ってみたいけれど、怖いのは副作用です。
育毛剤に含まれているどの成分によって、どのような症状が引き起こされるのでしょうか?
育毛剤の副作用についてのご説明です。
育毛剤は薬局やドラッグストア、大きなスーパーなどで売られており、比較的簡単に入手することができます。
市販されている育毛剤は価格や使用方法、それぞれに違いがあり、自分にあったものを選ぶことができます。
どの製品にも髪の毛の成長を助ける成分や発毛を促進する成分が入ってますが、なかには副作用を引き起こす成分もあるので注意する必要があります。
育毛剤を使用することによって引き起こされる副作用には、性欲減退や、頭痛、めまい、低血圧、不整脈、動悸、手足・顔のしびれ・むくみ、急速な体重増加などがあげられます。
これらの副作用を引き起こすのはミノキシジルやプロペシアという成分です。
プロペシアはAGA(男性型脱毛症)の治療に用いられる薬ですが、市販されている育毛剤のなかにも配合されています。
しかしプロペシアによる副作用はあまり心配する必要はなく、ミノキシジルのほうが強い副作用を引き起こすので注意が必要です。
このような副作用を感じたときには、すぐにその育毛剤の使用を中止する必要があります。
ミノキシジルはもともと高血圧の方の治療薬として使用されていたものです。
そのためミノキシジルの使用によって、血圧が低下したり心拍数が増加したりすることがあります。
副作用が起こらないか注意し、異常を感じた場合にはすぐに医療機関を受診することが必要です。
また塩化カルプロニウムという成分も副作用を引き起こすことで知られています。
塩化カルプロニウムは血管を拡張させ、血液量を増やす作用をする成分です。
そのため汗をかきやすくなります。
副作用として引き起こされる危険があるのは、皮膚のかぶれやかゆみ・腫れ、吐き気、嘔吐などです。
育毛シャンプーにはこのような作用をもたらす薬効成分は配合されていません。
薬事法上、育毛シャンプーは化粧品の扱いになっているからです。
このため安心して使用することができますが、頭皮に傷がついていたり発疹ができていたりした場合には、これらを悪化させてしまうことがあります。
また体質などと合わなかった場合にはかゆみや発疹などを引き起こす場合もありますので、注意が必要です。
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