薄毛に悩んでいる方にとって強い味方になるが育毛剤です。
でも育毛剤、発毛材、養毛剤、何がどう違うのでしょうか?
育毛とは何か、そして育毛剤、発毛材、養毛剤の違いについてご説明します。
年齢を重ねた人の多くが悩んでいる薄毛は、生えている髪の毛の本数が少なくなってしまっている状態や、髪の毛が痩せてしまっていてボリュームが出なくなっている状態のことを言います。
薄毛になる原因には、ヘアサイクルが乱れてしまっていることにより十分な量の発毛が行われないことや、栄養が行き渡らないことにより太くて健康な髪の毛が育たないことなどが挙げられます。
皮脂が過剰に分泌されたり、汚れなどがしっかりと洗い落とせていなかったりすると、頭皮は不潔な状態になります。
そうすると皮脂と汚れがくっつくとフケが発生し、毛穴をふさいでしまいます。
そうすると発毛が阻害されたり、生えている髪の毛に十分な栄養が行き届かなくなったりして、薄毛が引き起こされるのです。
日本毛髪業協会は、かつら・増毛・育毛事業を主体に活動する事業者および、関連事業に携わる事業者を対象としている組織です。
日本毛髪業協会では育毛を「抜け毛などを防ぎ髪を健やかにはぐくむ」ものとしています。
この定義にのっとって考えると、育毛剤は抜け毛を防ぎ、髪の毛を健康に成長させるもの、ということになります。
発毛材は正式には発毛促進剤と呼ばれます。
古い髪の毛が抜け落ちた後、新しい髪の毛が生えてくるように毛母細胞に働きかけるものです。
育毛剤や発毛剤のほかに、養毛剤と呼ばれるものも存在しています。
育毛剤と発毛剤、そして養毛剤は、薬事法によって明確に区分されます。
育毛剤は医薬部外品の指定をうけたものです。
副作用が少なく、それほど危険なものではありません。
効果は認められるものの、その効き目は穏やかなものです。
発毛剤は医薬品の指定を受けたもので、はっきりとした効果を得ることを期待できます。
その分副作用を起こす危険も大きく、使用には十分に注意する必要があります。
説明書をよく読み、正しい用法を守ることが求められます。
養毛剤は頭皮や髪の毛を健康な状態にするものです。
薬効成分は含まれておらず、薬事法では化粧品に分類されます。
しかし副作用の心配がほとんどなく、安心して使用することができます。
こちらのサイトに薄毛予防にも育毛剤の解説ページがあります。参考になりますので是非ご覧ください。